「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」
所属しているヨガの会社の会長である鷲見会長が、
ヨガのインストラクターになる為の勉強を始めた頃に尊敬していた
「モリー先生との火曜日」と題されたその本は、
モリー先生はひょんな事から元教え子で、ジャーナリストのミッチ アルボムと再会を果たします。
「死ぬっていうのはね 、悲しいことの一つにすぎないんだよ 。不幸な生き方をするのはまた別のことだ。」
モリー先生の死を前提とした2人の再会でしたが、
そして、ミッチはモリー先生との再会を喜んでいましたが、
毎週火曜日に彼らは会い、
またミッチも再び、モリー先生の教えに触れることによって、
人はだれしもが本質的には生きる意味を求めていると思います。
その使命を本当の意味で理解したのなら、
モリー先生はこの様に語っています。
「みんなまるで夢遊病者なんだな。
「よけいなものをはぎとって、
死を見据える事が出来るならば、私達の意識が開かれて、
まだ若い頃は、
僕が肉体を去ったら、この人生で出逢った人達、
「愛とは死んだあとも生きてとどまるもの。」
死んだあと、
肉体を離れて、
死を見据える為に毎朝
「今日が最後の日か?」
「用意はできているか?」
「すべきことはすべてしているか?」
「なりたいと思う人間になっているか?」
とマントラの様に唱えると良いとモリー先生は言います。
ある朝に明日がこの肉体を去る日、
そして誰に「愛している」と伝えにいくだろか?
「モリー先生との火曜日」ミッチ アルボム著
NHK出版

ファーストシップトータルヨガスクール・ディレクター。ヨガ指導者養成、Yamuna(R)認定プラクティショナーとして幅広く活動。アライメントを重視し、呼吸に重きを置いたフロースタイルのハタヨガを得意とする。E-RYT500。