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ボストンでヨガを受けていて感じるのは年齢層の幅広さです。
ボストンはたくさんの大学がある事でも有名です。 そこで働く人や学生が多い街という特徴がああり、 学ぶ事に積極的な人が多いのかなと思います。また、 アメリカ4大スポーツ;野球、アメフト、ホッケー、バスケットが 全てある街なのでスポーツへの関心もとても高いように感じます。
そんな事も影響してなのか、ヨガのクラスの生徒は老若男女、 幅広いです。そして、 ほとんどの生徒さんが継続的ヨガのプラクティスをされているそう です。 もう何年も通っているのよという素敵な人生の先輩方がたくさん通 われてます。
そんな素敵な環境の中、学んでいるスタジオで出会った先生、 ずっとこの方からヨガを学びたいと思った先生の一人Barbar a先生

42年間ティーチングをしてきたBarbaraのレッスンは、 ゆったりとしたフローのクラス。 自分の体の中への意識を高めてポーズに入っていくクラスです。
先日のバックベンドのワークショップではこんなお話をしてくれま した。
先生がヨガを始めた頃、 通っていたスタジオでよく一緒になる生徒さんがいたそうです。 その生徒さんはとっても身体が柔らかく、 自分のポーズの形を彼女の完成度の高いポーズと比べると全然違う なと感じていたそうです。ある時、 クラスでダンサーのポーズをしていたら、 隣で彼女が目を閉じて寝ているのかな? と思うような様子でヨガをしており、その時にBarbaraは、 ある事に気付いたそうです。それは「私はヨガをしている」 ということだったそうです。シンプルな事ですが、 ヨガのプラクティスにおいて、 大切な事に気付いたという瞬間だったそうです。
その方が実際に寝ていたかは、定かではないですが(笑)
Barbaraは、私たちに「ポーズの形をとること」 がヨガではなく「身体と呼吸に意識を向け、ポーズを行うこと」 がヨガなのだと話してくれました。
ポーズを行っていると、 身体の声を感じることがたくさんあります。 筋肉が熱を帯びてくる感覚や、 呼吸で肋骨が広がり閉じる自然な動き、 無意識に力んでしまう力や、 自分の思っても見なかった身体の奥の力への気づき、 自分の重みを知ること、委ねて力を抜くこと、 その瞬間瞬間で変化するこの感覚を感じていると
「present ;(今)」に集中していくことができるように思います。
呼吸も心も体も「present ;(今)」 にあることをヨガはいつも感じさせてくれるなと思います。
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ヨガ/ジョギングインストラクター
yogaworksティーチャートレーニング500時間で実践的な指導を学んだ後、アスリート向けの体にしっかりと意識を向けたレッスン、美容、食とヨガのコラボレーションなど、
バラエティーに富んだクラスを開催。レッスン受講者の層は幅広く、受講者に寄り添う心地の良いレッスンを提供。ヨガのポーズだけでなく、日常の中にあるちいさなハッピーを広げることも大切にしている。