けど、残さずに食べた。
食べ終わってから売店がある車両にもう一度出かけて行って、
今住んでいる街に越してきて、
仕事場であるヨガスクールから近すぎず、遠すぎもせずに丁度、
その一年間は、
昨年になり、徐々に家の周りで過ごせる時間が増えてきました。
たまの休みを東京で過ごすことが出来る日には、
その本屋さんは「かもめブックス」といい、
その本は料理家で文筆家でもある、
日記自体は、
その日記に収められている出来事は僕にとってはごく普遍的で、
私小説的ではあるのですが、
そして、僕が一番共感を覚えたのが、
「ヒトの形になる前の、というか、ヒトという服をきる前の体。
骨でもないし、筋肉でも内臓でもないもの。
この本を書いていた時期、きっと私はそのふぬふぬが何なのか、
なおみさんらしく、「魂」の表現が“ぬふぬふ”
シェフから料理家、
衣食住の世界は人を欺くこともあるけれど、
この本を読み終える頃にあることに気がつきました。
神楽坂に引っ越してきた一年目に感じた、
高山 なおみ「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」