これを読んでいる皆さんもそうかと思いますが、日本にいる時からたくさんのヨガマットに出会って来ました。 で、ここドバイで通っているヨガスタジオのレンタルマットが素晴らしく、レンタル無料なのを良いことにありがたく使わせていただいていたのですが、スタジオが突然レンタル無料をやめると発表したので、私もそのマットをついに買うことに。 調べてみるとどうやらドバイ発祥のヨガマットブランド “rumi earth yoga” 気にかけて見ればスポーツショップだけでなく、ドバイで“イケてる”お店やカフェにはこのマットが置かれています。 初めて使った時には不思議な手触りに、裏表逆なんじゃないかと思ったくらいの今までのマットには出会ったことのない縫い目と手触り。 (実際最初の裏表逆にひいていて、他の生徒さんに指摘されて直したほど。) ですがその縫い目がグリップ力を抜群に発揮し、全くストレスを感じることなく練習に集中できるのです。 アースカラーの優しい色味もマットを持ち歩く際に違和感なく持ち歩け、重さもそこまで重くない。 と、いうわけですっかりファンになり、今では海外旅行に行く時を除いてはいつもこのマットにお世話になっています。 たまたま、rumi earth yogaの代表の方に会う機会があり、お話を伺って見れば、ドバイ出身の自身もヨガをインドで練習していた方。 アメリカで仕事をした後ドバイに戻って来て、このヨガプロダクトを作り始めたそうです。 そう考えてみると、ドバイはヨガ文化がとても交差しやすい場所。 ドバイに住んでいる外国人のうち5割程はインド人の為、天気の良い冬などは外で朝から呼吸法や瞑想の練習をしているお年寄りをよく見かけます。 そんなトラディショナルなヨガを基本としたヨガスタジオもある一方で、欧米人も多く住んでいる為、欧米から来たアクティブなフィジカルアプローチのヨガクラスや先生がたくさんいるのも事実です。 そんなわけで実はインドからと西洋からのヨガ文化がここドバイでは交わりやすいのではないかと思います。 また車移動が基本のせいか、ヨガウェアのまま移動をする人がほとんど。 日本のヨガスタジオでは大変重宝される更衣室もほとんど稼働しておらず、実際に更衣室なんぞ存在しないヨガスタジオもあります。 (ちなみに東京と同じように、電車文化、オシャレに気を使う人の多いパリでヨガスタジオに行ったところ、パリジャン、パリジェンヌ達は東京人と同じように更衣室は大混雑。行き帰りはしっかりとお洒落な私服に着替えていました。) ここドバイではほとんどの人が車のキーと、マットと貴重品だけを握りしめてヨガスタジオに入ってくるのでロッカーすらも必用無いようです。 そんなヨガカルチャーの交差地、ドバイでだからこそ生まれたrumi earth yogaはスポーツプロダクトとは一線を引いたオシャレな作りや広告に日本でも気になる人が出てくるような? 今の所日本で購入できないのが残念ですが、もしドバイに来る機会があれば、ぜひ触って使ってみてくださいね。 ドバイ在住ヨガインストラクター
だからこそ、もはやヨガマットケースなんかも必用なく、マットを裸で持ち歩くこの国では、マットの色味は案外大事なのかもしれません。
家族の転勤に伴い、ドバイにて生活を始める。
人口の9割は外国人、今やNYよりもインターナショナルと言われるドバ
イでヨガを通して現地の様々な宗教、慣習に触れている。
日常生活に密着したクラス展開により、日本ではTrue nature軽井沢や朝
食フェス、Dressヨガ部などのイベント出演、オフィスヨガやコラム掲載
も多く担当。
ドバイ発のヨガマットブランドからドバイにおけるヨガ文化について考える|溝畑諒子のヨガライフinドバイ(11)
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