さてこれで終わりです。 しかしこれまでの各章は全てこの章のための序章に過ぎず、実際その内容は方便であることを目的とした嘘っぱちです。 これまでずっとヨガに恋するという表現を用いてきましたが、本当はこの表現が嫌いで仕方ありません。 何故なら皆さんはヨガに恋してると思ってますが、ヨガ自体がある種の恋です。 つまり恋に恋するという中学生の…
ヨガ
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表現者で在りたい 治療中に自分と繋がった時、私から出てきた想いは 『 表現者で在りたい 』でした。 ヨガインストラクター、母親、奥さん、お嫁さん。 様々な役割の中でも 【私は私】 であり、【私は命】。 皆さんは何に命を輝かせていますか? 生きている今、楽しんでいますか? いろんな概念や常識をまとってがんじが…
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ヨガに恋する人のための愛の指南書その4は息吹。 即ち呼吸について。 呼吸とは吸って吐くことですが吸うのが先なのか吐くのが先なのか? あらゆる活動においては一見吸うという行動が先にあるように感じられますがヨガ的または意識の本質論においては吐くことにポイントがあるように思われます。 ヨガ修行を真の意味で成就した人とはどのような人でしょう?…
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今住んでいる街に越してきて、二年と半年少しの月日が過ぎ去りました。 仕事場であるヨガスクールから近すぎず、遠すぎもせずに丁度、電車で数駅先の街。どうせならば好きな街に住みたい。そして、その街は昔から地元の人が住んでいて、けれども閉鎖的ではなく、東京らしい伝統を感じさせながらも洗礼された街に住みたいなと思い、選んだのは神楽坂でした。し…
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あなたの『取り扱い説明書』には何が書いてありますか? どこまでいったら身体が壊れて、 何をしたら元気になるのか。 細胞からキラキラする瞬間はいつで、 何に心地よさを感じますか? 治療中から『いまを生きる』と決めて、 自分で自分を満たすためにいろんなキーワードが出て来ました。 全てが自分の生きやすさと向き合…
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ヨガに恋したあなたへ送るレッスン。 3話目は”眼差し”について。 ”囁き”のお話で声には外なる声と内なる声があるとお話しましたように、眼差しにも外なる物理的な視線と内なる視線があります。 内なる声が好きな恋人や嫌いな上司についてあれこれ呟くとき、同時にあの人やあいつが脳内の視界にイメージとして浮かびます。 じつはブツクサ考えるのに先だって…
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寒中お見舞い申し上げます。 ぐっと冷え込みが増す今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 今年も宜しくお願い申し上げます。 年末、再び水道管の水漏れが起きました。 数回目となると慣れるもので、「ほうかい、ほうかい(そうですか、そうですか)〜長野言葉〜」と落ち着いて、淡々と対処できるようになるものですね。…
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YOGAYOMU 50号 2016年12月24日発行 特集「体温」 -体温実験 -ヨガの先生に「老化」について聞きました -先生アンケート -ヨガと国 -「ヒトのカラダ」のぎもん -ヨガの先生の好きな「漫画」 -Niceなヨガスタジオ一覧 YOGAYOMUが置いてあるヨガスタジオ一覧はこちら YOGAYOMU 2016年12…
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季節が冬に変わりあっという間に新しい年を迎えました。 アーユルヴェーダ的な季節感だと、ヴァータという「空」や「風」の元素であるエネルギーへ季節が移り変わり、ヴァータにまつわる器官の不調やエネルギーの増悪が起きやすく、だれもが体調を崩しがちです。 ヨガインストラクターの方々は年末ぎりぎりまでお仕事をされ、年…
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わたしの命がいつまで続くのか それが一番怖かったんだ。 治療が始まり、効くかわからない抗がん剤を投与しながら、 私はずっと死の恐怖と向き合って来ました。 (私の乳がんのタイプはホルモン受容体+、HER 2-のタイプでした。自分で色々調べたら抗がん剤は効きにくいと書いてあり、初めは本当に抗がん剤をするべきか迷い…