さてこれで終わりです。 しかしこれまでの各章は全てこの章のための序章に過ぎず、実際その内容は方便であることを目的とした嘘っぱちです。 これまでずっとヨガに恋するという表現を用いてきましたが、本当はこの表現が嫌いで仕方ありません。 何故なら皆さんはヨガに恋してると思ってますが、ヨガ自体がある種の恋です。 つまり恋に恋するという中学生の…
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信國大志
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ヨガに恋する人のための愛の指南書その4は息吹。 即ち呼吸について。 呼吸とは吸って吐くことですが吸うのが先なのか吐くのが先なのか? あらゆる活動においては一見吸うという行動が先にあるように感じられますがヨガ的または意識の本質論においては吐くことにポイントがあるように思われます。 ヨガ修行を真の意味で成就した人とはどのような人でしょう?…
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ヨガに恋したあなたへ送るレッスン。 3話目は”眼差し”について。 ”囁き”のお話で声には外なる声と内なる声があるとお話しましたように、眼差しにも外なる物理的な視線と内なる視線があります。 内なる声が好きな恋人や嫌いな上司についてあれこれ呟くとき、同時にあの人やあいつが脳内の視界にイメージとして浮かびます。 じつはブツクサ考えるのに先だって…
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前回からヨガという名の恋に目覚めた方への愛のレッスンとしてこのエッセイを始めましたが、特にここではアーサナという身体的セックス抜きに、ヨガとの恋愛的繋がりを保つ秘訣を説き明かしたいと思います。 2回目の今回は言葉責め。ではなく囁き。それはヨガにおいてはマントラ=真言、わかりやすく言うとこのお経となります。 以前、ある人が毎朝の日課だといっ…
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はじめに。 僕はとりたてて皆様にお話するような資格や経験がある人間ではありません。以前アシュタンガヨガをやってましたが脱落しました。今は何のアーサナもやってません。 しかし、故障してアーサナができない時や最終的にプラクティスを止める時、また実践中も本来の意味でのヨガに取り組み、感じ、考えてきました。なので僕の話は体を壊した人や、ヨガアー…